ヽ['A`]ノキモメンの生活廃棄物展示場    

ここに書く事が無いんだけど、それは大丈夫なんですかね?

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カズラエフのバレエ音楽「山からの乙女」

前回更新が13年の1月なので、1年以上放置しての更新です。
あまりにも日数が開いたのでパスワードが思い出せませんでした。
今回はアゼルバイジャンの作曲家、カズラエフです。
カズラエフはアゼルバイジャンインターナショナルが作った「アゼルバイジャンのクラシック音楽」というシリーズからもハブられていますが、RussianDiscは妙にこの作曲家を気に入っているようでジャズ作品を筆頭に多数のCDを発売しています。勿論全部買いました。

ムラド・カズラエフ:バレエ音楽「山からの乙女」
ユーリー・サイランティエフ
モスクワ放送交響楽団
Rec:1973年
RussianDisc  RDCD 00649
kazhlayev.jpg
喧しくていちいちカッコいい音楽、重厚な弦楽器が奏でる物悲しい旋律・・・何ともゴクロウサマな社会主義レアリズム音楽です。
アミロフやカラーエフと同様にアゼルバイジャンの民族音楽をふんだんに取り入れており、非常にエスニックで楽しめます。
この辺りの音楽が好きな人はきっと気に入るでしょう。
僕の場合は、脂っこすぎて胸焼けしてしまい、一度に全曲を聴くのは無理でしたが・・・。
ちなみに、CD-Rでよければebayで買えます。コテコテのロシアンジャズも書いているので併せてどうぞ。
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メルジャーノフのグリーグ:ピアノ協奏曲

メルジャーノフが最近亡くなったという記事を見て、
「そういえば、この記事に貼ってあるLPの録音を持ってたぞ」という事でブログの存在を思い出した今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。
最近はパイプのレストアに嵌っておりまして、良さげなエステートパイプを入手しては、
正気を疑うレベルの汚れに閉口しながら、レストアをする日々です。
さて、気がつけば年も明けてしまったので、さっさとレビューを書いてしまいましょう。

グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16
ピアノ ヴィクトル・メルジャーノフ
指揮 フアト・マンスロフ
モスクワ放送交響楽団
Rec:1981
Vista Vera VVCD-97017
merzhanovgrieg.jpg
今回の演奏はメルジャーノフとマンスロフによるグリーグのピアノ協奏曲です。
やたら筋肉質かと思いきや、抜くところはキッチリ抜くという、メリハリのある演奏です。
メルジャーノフの卓越した技術は弱音部の美しさで特に発揮されており、
耳当たりの柔らかさと音の芯の強さの両立には舌を巻くほどです。
マンスロフとモスクワ放送響は、この稀代のピアニストのサポートに徹し、
どっしりと音楽を下から支えていきます。(たまに金管楽器が爆発しますが)
自然なアナログ・ステレオ録音で聴きやすい音質であり、万人にオススメできる演奏と言えるでしょう。

メルジャーノフはキャリアの割に録音の数が多くないみたいですが、
この演奏を聴く限りでは、もっと取り上げられても良いピアニストだと思いますよ。

チョンのベト5

ザ・ピースを喫ってみたけど、ダビドフ・マグナムの方が美味しいと思った。
・・・と言いながら、アークロイヤルに火をつける。

ベートーヴェン:交響曲 第5番
チョン・ミュンフン
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
Rec:2002年4月2-4日ライヴ
Deutsche Grammophon France 474 161-2
chungbeethoven5.jpg
ネットラジオでたまに聴いていたチョン/フランス放送poのコンビが2002年に子供向けの演奏会を行った際の録音です。
欧州でのローカルリリースの為、日本国内での取り扱いは殆ど無いとのことで、仕方が無く仏Amazonで買ったのですが、CDが17ユーロ、送料が14ユーロで合計31ユーロもしました。東フィルの全集を買って、未だに封を開けていないのにこれを買ってしまう辺り、全く以て未聴ラーとは度し難い生き物だと思います。

弦が薄く、金管楽器がパカパカ鳴って・・・というフランスのオーケストラの特徴が廃れて久しいですが、この録音のフランス放送poからは往年のフランスオケの音をちょっぴり感じ取る事が出来ます。やわらかな弦楽器とすっきり鳴り響く金管楽器は国際化されたフランスオケの現代の姿のひとつなのでしょう。
そんなオーケストラをチョンはずば抜けた統率力のタクトで見事にドライヴします。特に強弱のつけ方が絶妙で力を入れる部分、抜く部分のコントラストがかなり明瞭になっており、聴き慣れたこの曲でも新鮮な体験をさせてくれます。
人間の集団をライヴでここまで同じ方向に向けて一斉に動かし、爽快に歌わせている演奏をデジタルの優秀録音で聴ける幸せ。ライヴの燃え上がるチョンを期待するとちょっと肩透かしですが、しっかり聴ける秀演です。

ちなみに、余白にはリハーサルがついています。
チョンの「ぽんぽんぽんぽ~ん、ぱんぱんぱんぱ~ん」が聴きたい人がいたらどうぞ。

姜明惠のピアノ協奏曲「白頭山の吹雪」

MarcoPoloの中国作曲家シリーズ収集という苦行も終わり、舞台は朝鮮半島へ。
そのうち、安益泰もやろう。

姜明惠:ピアノ協奏曲「白頭山の吹雪」
ピアノ独奏:姜明惠
指揮者:読めない。
朝鮮民主主義人民共和国国立交響楽団
Rec:書いてない。スタジオセッション、デジタル・ステレオ録音。
KMC  SSO-C-103 シリーズ第3巻
DPRK103.jpg
白頭山に輝く金の明星にして我らが偉大なる指導者、同志金正雲万歳!万々歳!・・・・・・よし!これで何書いても北の工作員に襲われる事はないな!(震え声)
・・・ということで、朝鮮民主(略)交響楽団のレニングラード交響曲以来の登場となる北朝鮮のオーケストラの録音です。
白頭山は、何人目かわからない金日成が抗日ゲリラをやっていた頃にゲリラのアジトがあり、金正日はそこで産まれたということになっている場所です。アリランの歌詞にも登場する朝鮮民族にとってのケーニヒスベルク、魂の故郷のような場所です。多分。

「白頭山の吹雪」は同名の北朝鮮の映画のために作曲されたらしいのですが、例によって情報が乏しく、その映画のあらすじも見た事がありません。
曲自体はショスタコーヴィチの「忘れがたき1919年」を彷彿とさせる超世俗的ピアノ協奏曲です。これを前にしてしまうと、フレンニコフも顔を赤くして逃げ出してしまうぐらいの狙いっぷり。
それでも、9分強のうちに導入→悲劇→攻勢→勝利までの流れがキレイに収まっている辺り、ただものではありません。また、北朝鮮のオーケストラのやたら硬質な響きが、また妙なアクセントとなっており、独特の世界観を醸成しております。頭を空っぽにして聴きたい曲です。

ちなみに、以下で作曲者自作自演のライブ映像が見られます。音の悪いモノラルですが、どういうものか知る事は出来ると思います。
いつぞやのフェラーリ仕様よろしく、真っ赤に染められた革命的な色のピアノが特徴的ですね。
朝鲜神曲--钢琴协奏:白头山上的暴风雪--现场版!演奏:姜明惠(拉赫瞬间阵亡)
楽譜が違うのか、CD版とところどころ違う部分があります。
※中国のサイトなので少々重いです。

ピリオドの火の鳥

MarcoPoloの中国人作曲家シリーズを集めるという苦行

ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」(1910年全曲版)
フランソワ=グザヴィエ・ロト
レ・シエクル
Rec:2010年10月2~9日 ライヴ
Actes Sud ASM06
rothstravinsky.jpg
今回は古楽器+ノンビブラートの火の鳥を紹介します。
ノリントンによって古楽器の幻想交響曲が録音された時、当時の人々は「ついにベルリオーズにまでピリオドの波が来たか」と語ったと聞きます。
今回のストラヴィンスキー録音が発表された時、私も同じように「ついにストラヴィンスキーに(略」と思いましたが、よく考えたら火の鳥の初演は1910年であり、もう一世紀の月日が流れているわけですね。
これはホブズボームが言うところの短い20世紀がすっぽり収まるほどの年月です。この間には、二つの大戦があり、録音産業の隆盛があり、楽器の改良も進み、オーケストラの配置まで変わりました。奏法も代わり、年を追うごとにビブラートをかけるオーケストラも増えていったのでした。
つまり、今となってはストラヴィンスキーもホルストも「ピリオドアプローチ」されてもなんらおかしくないわけなんですね。(自己完結)

この録音の面白いところは、モダンオーケストラでは味わえない古楽器録音の醍醐味の中で、ストラヴィンスキーのオーケストレーションの妙技が楽しめる点にあります。
オンマイク気味の音録りの影響もあってか、曲の細部までが手に取るように聴き取れるのです。また、その情報量の多さが、ピリオドオーケストラの柔らかさを持った響きのおかげで、クドくなっておりません。
モダンオーケストラの迫力ある火の鳥も素晴らしいものがありますが、ロトの録音には他のものには無い良さが沢山詰まっています。
ストラヴィンスキーが苦手という人こそ、この録音を聴いてみるべきでしょう。

ライヴなのでロトが唸る声、オーディエンスノイズなどが聞こえますが、名演であることに変わりありません。
        
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ヽ['A`]ノキモメン

Author:ヽ['A`]ノキモメン
武蔵国に生息するキモオタが、ダラダラと書き連ねる落書き帳ブログです。
音楽レビューやその他雑記など、意味不明だったり、極端に偏っていたり、激しく的外れだったりしている事を書くかも知れませんが、頭が弱い子の私見と妄想だと思って笑って見逃してください。
特に音楽レビューでは良い演奏かどうかよりも、面白いかどうかで判断する傾向が強いので、初めて触れる曲について、このブログの記事を参考にしない方が良いかもしれません。

好きなもの:珍クラシック、ラノベ、ロケット、飛行船、SF作品
嫌いなもの:生のトマト、茄子

更新ペースは不定ですが、月に4つぐらい記事を書けたら良いなと思っています。

そんなこんなで、このままでいいのだろうかと悩みながら結局ずるずるとやっているブログです。このままでいいんでしょうか。

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旧称:ヽ['A`]ノキモメンの生ける屍のような生活



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