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ヽ['A`]ノキモメンの生活廃棄物展示場    

ここに書く事が無いんだけど、それは大丈夫なんですかね?

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チョンのベト5

ザ・ピースを喫ってみたけど、ダビドフ・マグナムの方が美味しいと思った。
・・・と言いながら、アークロイヤルに火をつける。

ベートーヴェン:交響曲 第5番
チョン・ミュンフン
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
Rec:2002年4月2-4日ライヴ
Deutsche Grammophon France 474 161-2
chungbeethoven5.jpg
ネットラジオでたまに聴いていたチョン/フランス放送poのコンビが2002年に子供向けの演奏会を行った際の録音です。
欧州でのローカルリリースの為、日本国内での取り扱いは殆ど無いとのことで、仕方が無く仏Amazonで買ったのですが、CDが17ユーロ、送料が14ユーロで合計31ユーロもしました。東フィルの全集を買って、未だに封を開けていないのにこれを買ってしまう辺り、全く以て未聴ラーとは度し難い生き物だと思います。

弦が薄く、金管楽器がパカパカ鳴って・・・というフランスのオーケストラの特徴が廃れて久しいですが、この録音のフランス放送poからは往年のフランスオケの音をちょっぴり感じ取る事が出来ます。やわらかな弦楽器とすっきり鳴り響く金管楽器は国際化されたフランスオケの現代の姿のひとつなのでしょう。
そんなオーケストラをチョンはずば抜けた統率力のタクトで見事にドライヴします。特に強弱のつけ方が絶妙で力を入れる部分、抜く部分のコントラストがかなり明瞭になっており、聴き慣れたこの曲でも新鮮な体験をさせてくれます。
人間の集団をライヴでここまで同じ方向に向けて一斉に動かし、爽快に歌わせている演奏をデジタルの優秀録音で聴ける幸せ。ライヴの燃え上がるチョンを期待するとちょっと肩透かしですが、しっかり聴ける秀演です。

ちなみに、余白にはリハーサルがついています。
チョンの「ぽんぽんぽんぽ~ん、ぱんぱんぱんぱ~ん」が聴きたい人がいたらどうぞ。
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ゴレンシテインのマラ9

マーラー:交響曲 第9番 ニ長調
マルク・ゴレンシテイン
ロシア国立交響楽団(スヴェトラーノフ交響楽団)
Rec:2010年2月20日 ライヴ
goremahler.jpg
ゴレンシテインはスヴェトラーノフの後を継いで2002年からロシア国立交響楽団の音楽監督に就任した指揮者。これまでの録音では、内容があまり印象に残ってないような指揮者でしたが、今回のマーラー録音は史上最遅レベルの95分という遅~いテンポの演奏という事で興味を持って聴いてみました。
聴いてみると、なんとも情感溢れるドラマティックなアプローチの連続。1楽章の中盤以降の悲痛な音色が素晴らしい。苦しんで苦しみぬいて、やっと前に進んでも、また苦しみがやってきます。ここまでしなくてもいいじゃいか!
そして、この遅いテンポの演奏で特に注目すべきが3楽章。他の多くの演奏が12~13分、遅くても14分のところを15分もかけています。これによって際立つのがマーラーのオーケストレーションの巧みさ。弦楽器を中心にベッタリと鳴らすことで音楽のボリュームが膨らみ、分厚い響きの中で様々な旋律が複雑に絡み合う様子に感動必至です。
続く4楽章は力感と情感の共演。重厚な響きから、触れれば折れてしまいそうな繊細な響きまでを的確に表現するオーケストラをゴレンシテインが思い入れたっぷりにリードします。終盤数分の弱音部の表現は一種の理想系の領域に達していると思えるほどの美しさです。
ロシア国立交響楽団はスヴェトラーノフ時代のようなパワーはありませんが、それでもなかなかのアンサンブルで聴かせる演奏をしています。音質も良いので。近年のマラ9録音の中では間違いなくトップレベルの評価を得られる名演でしょう。
個人的にはゴレンシテインのイメージを大きく変える録音でした。こんな演奏も出来るんですね。
ちなみに、演奏後にはロシア名物「だんだん拍子が揃ってくる拍手」も収録されてます。パッチパッチパッチパッチ・・・

それはそうと、地元の評論家の叩きに乗じてスヴェトラーノフを追い出しておきながら、死後にいけしゃあしゃあと「スヴェトラーノフ」を冠する名前に変更する厚顔っぷりが清々しいロシア国立交響楽団。
最近の動きでは西村智実を主席客演指揮者に迎えたり、ゴレンシテインの舌禍が原因で文化省から解任命令が出て法廷闘争になってたりしています。最近、ゴレンシテインの元で持ち直してきたというのに、また混迷の状態に戻ってしまいそうな予感・・・。

スヴェトラーノフ/BPOのマンフレッド交響曲

あっという間に1ヶ月経ってた(驚愕)
yakusokusitemasen_20110730000946.jpg
まあ、多少はね?

チャイコフスキー:マンフレッド交響曲 op.58
エフゲニー・スヴェトラーノフ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
KAPELLMEISTER KMS-014/5
Rec:1989年3月5日ライヴ
チャイコフスキー交響曲全集を謳っておきながら、マンフレッド交響曲を収録しない輩は煉獄で焼かれるべきと常々思っています。どうも、キモメンです。
今回はスヴェトラ御大唯一のBPO客演となった演奏会のライヴ録音です。録音されたのはマイヤー事件やら何やらでBPOとの関係が決定的に悪化したカラヤンが去ろうとしていた時期、オーケストラの音色にまだカラヤンの影響が少なからず残っていた頃です。
しかし、そこは相手がどんなオーケストラであっても自分の音を捻り出す体臭の強い指揮者のスヴェトラーノフ大先生。BPOの重厚な音に更にロシアンブラスのような粗っぽい力強さをプラスしてくれてます。とにかく御大が力を入れまくった演奏なようで、暑苦しい事この上ない(褒め言葉)。
また、速いパッセージでの統一感は他のスヴェトラーノフのマンフレッド録音には無いものです。機能的なオーケストラが暴れているというところでしょうか。
更に、終楽章は例の自称原典版使用という至れり尽くせりっぷり。流石です。前述の通り、後にも先にもこれっきりとなったBPO客演ですが、こんな演奏させられて「スヴェトラとやると疲れるからもういい」となってしまったのかも知れません。
エアチェックノイズが断続に入っている音質で、音の分離はいまいちですが、十分に鑑賞に堪えるレベルのステレオなので大丈夫でしょう。

・・・と、ここまで褒めちぎってみましたが、やっぱりスヴェトラーノフのマンフレッド録音を一枚というと手兵のロシア国立響との来日ライヴに軍配が上がると思います。まあ、こっちが凄すぎるだけであって、BPOとの客演も良い演奏なので、ファンなら買って損は無いかと。ミュンヘンpoの客演が正規で出たんだし、これも正規で良い音質で出れば評価が変わるかも。

ストコフスキーのベト5

政府機関などで「~庁」というものがありますよね。気象庁とか警察庁とか。
これは元々は中国の皇帝が、国民の陳情を聴く場所として設けた場所を「」と呼んだところから来ています。皇帝などのエライ人達が「𢛳」まっすぐな心で、民の声を「耳」を揃えて聴く、「广」建物という意味の、そのまんまな漢字ですね。
この漢字を簡単にして、特に役所のようなものを表す物にしたのが現代に残る「庁」という字です。そして、これとは別方向に、建物の要素を分離して少し簡単な形になったのが「聴」なわけでして、辞書では
聴く=注意して耳にとめる。耳を傾ける。 by. goo辞書
とサラッと書いておしまいですが、こうして成り立ちを思い出して、耳を揃えて、まっすぐな心で音楽と向き合うと考えてみると、今の僕には出来ているかなぁと思うところがあるわけです。
・・・つまり何が言いたいかというと、更新ペースが遅くなった事とこれからもっと遅くなる事の言い訳ですね。キャー!ブッチャケチャッタ!
inotigoiukin.jpg

ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 op.67
レオポルド・ストコフスキー
全米青年管弦楽団
Rec:1940年11月14日
Music&Arts  CD-857
stokobeet5aayo.jpg
さて、于禁仕込みの命乞いをしたところでストコフスキーの得意レパートリーのひとつ、ベト5です。
ストコフスキーは1930年代後半になると「全米演奏旅行させてくれないなら辞めちゃうよ!」と言い出し、それを渋ったフィラデルフィア管と決定的に対立して1940年にフィラ管を辞めてしまいます。そうしてフリーになったストコフスキーが米政府や米コロムビア等の協力を得て作ったのが全米青年管弦楽団。その名の通り、18~25歳の若手演奏家を集めたオーケストラです。
ちなみに100人ほどのオーケストラとして募集をかけたものの、全米から1万5000人以上の応募が殺到し、5回の地域別試験に加え、3回の国家的な試験が課されたそうで、若手の臨時オーケストラと言えども精鋭中の精鋭達です。倍率150倍なんて、就職氷河期並みだね!(違)
設立に協力した米コロムビアでいくつかスタジオ録音が行われ、それが今回のベト5になります。

遅めのダダダダーンから始まりますが、壮年期のストコフスキーらしくアゴーギクがふんだんに組み込まれており、聴き手が息つく暇もなく音の連続攻撃を仕掛けます。得意の改変では一楽章再現部のファゴットをホルンに強奏させるなど、直接的で気持ちいい改変も出現する派手派手しい演奏です。更に木管セクションの音色が良く、70年以上前のモノラル録音でありながらトゥッティで内声部を際立たせて煌びやかな音を聴かせてくれます。これぞ、ストコフスキーサウンド。ストコらしく一楽章のリピートはありません。

板起こしのリマスタリングは主にNAXOSで活躍しているマーク・オーバート=ソーン将軍閣下。今回のCDでもノイズは少なく、迫力や音色は損なわずな良復刻をしております。
ベト5に慣れきってしまい、最後にマトモに聴いたのはいつかも思い出せない・・・そんなアナタに。

アルヴィド・ヤンソンスのモツレク

モーツァルト:レクイエム ニ短調 KV626
アルヴィド・ヤンソンス
(sop)ルザンナ・リシツィアン
(mzsop)カリーナ・リシツィアン
(ten)ルーベン・リシツィアン
(bas)パーヴェル・リシツィアン
リトアニア国立合唱団
リトアニア放送交響楽団
Rec:1976年5月5日
Venezia  CDVE 04335
mozreqajns.jpg
アルヴィド・ヤンソンスは幻想交響曲の記事以来の登場です。
かつてICONという怪しげなレーベルから出ていた音源の復刻となります。
ゆったりとした遅めのテンポで演奏される荘厳なレクイエムで、合唱の水準も非常に高く、声をお腹の深いところから出すような感じで間接的な質感を感じさせます。
この演奏で特に素晴らしいのがセクエンツです。レックス・トレメンデではそれまでの遅めのテンポから更に遅く、通常の二倍近い演奏時間をかけておきながら、それを違和感なく説得力を持って聴かせてくれます。
訛りがあってアクの強いソリストの歌い方など、一見すると変わった演奏に思えるかも知れませんが、圧倒的な存在感と説得力を持った名盤です。
        
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ヽ['A`]ノキモメン

Author:ヽ['A`]ノキモメン
武蔵国に生息するキモオタが、ダラダラと書き連ねる落書き帳ブログです。
音楽レビューやその他雑記など、意味不明だったり、極端に偏っていたり、激しく的外れだったりしている事を書くかも知れませんが、頭が弱い子の私見と妄想だと思って笑って見逃してください。
特に音楽レビューでは良い演奏かどうかよりも、面白いかどうかで判断する傾向が強いので、初めて触れる曲について、このブログの記事を参考にしない方が良いかもしれません。

好きなもの:珍クラシック、ラノベ、ロケット、飛行船、SF作品
嫌いなもの:生のトマト、茄子

更新ペースは不定ですが、月に4つぐらい記事を書けたら良いなと思っています。

そんなこんなで、このままでいいのだろうかと悩みながら結局ずるずるとやっているブログです。このままでいいんでしょうか。

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旧称:ヽ['A`]ノキモメンの生ける屍のような生活



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