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ガウクのタコ5

そういえば、最近は「革命」って呼ばれる事もめっきり減ったね。
え?どうでもいい? サーセンした!

ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調 op.47
アレクサンドル・ガウク
ソヴィエト国立ラジオ・テレビ交響楽団(モスクワ放送交響楽団)
Rec:1957年4月12日 ライヴ
BRILLIANT CLASSICS   8866
gauktako5.jpg
一楽章冒頭、大時代的な粘り方で奏される弦楽器によるカノン形式の主題の提示がスピーカーから響き始めただけで、ソ連録音ファンには堪らないローカルな香りがツーンと鼻についてくる。臭い。だが、それが良い。そのまま第二主題までは強く粘り、野暮ったい重心の低さを持って進むが、炸裂する事はない。しかし、展開部に入ると一転して、派手なアッチェレランド、遠慮なしにぶっ放す金管、ゴリゴリ鳴らす低弦、過剰にヴィブラードをかけるヴァイオリンと、とんでもない爆演の様相を呈してくる。それでも、ただの力技演奏になっていないのがガウクの凄いところ。二楽章と三楽章ではキッチリ切り替えも出来ている。
特に、三楽章のややもすれば過剰と取られかねない感情表現でむせび泣く鎮痛な音は、初演の際に聴衆が涙したという響きを想起させられる。そういえば、ガウクと親交があったらしいニキシュは悲愴を演奏する度に泣いていたとか(←関係ない)。
四楽章はソ連指揮者に多い冒頭が遅いタイプの演奏だが、その遅い冒頭を抜けるとかなりの快速テンポでグイグイ進む。実測9分強というバーンスタインよりやや遅い程度の快速演奏時間は伊達ではないというところか。ここで、三楽章で休んで力を溜め込んだように吹き鳴らす金管楽器は聴きもの。
また、全般的に高いテンションと速いテンポは、ヴィブラートを効かせたホルンによる主題回想と、そこから繋がる弦楽器まで行っても衰えを見せないが、ここの繋ぎ方と弦楽器の響き(CDでいうと4楽章3:32~)が特に素晴らしい。グイっと音量を落としてから急激なスパンデンドをかけるドラマチックな演出は現代の指揮者では聴けない(やってくれない?)と思う。
そこから繋がるコーダはどんどんアッチェレランドをかけて更に高揚としていく。でも、終演後の客の反応はいつものソ連のライヴ録音らしく、大人しい。同じ演奏をプロムスでやってたら、最後の和音が鳴り終わるかどうかのタイミングで「ワァー!」とか「ブラヴォー!!」などと叫ばれてるだろうに。まさか、当時のモスクワの聴衆はこの程度は慣れっこだったとでもいうのか!?
ソ連でのライヴ一発録り故、オケにも小さなミスはいくつかあり、音質も同時代のものと比較して優れているとは言えないが、鑑賞には問題は無いレベル。・・・だよね? 
最近、変なのばかり聴きすぎて耳がスレてしまったのか、一般的に音質が悪いと言われる録音でも「なんだ、これぐらいなら聴けるじゃん」と思って許容してしまう事が増えたから、いつか音質に甘い点をつけちゃいそうで怖い。

このBOXに入っているチャイコフスキーの雪娘はDANTE盤と同一音源でこちら(Brilliant盤)の方が音が良いが、CD一枚に収める為に3曲ほどカットしてある。どうせだから、LYS盤に併録されていたマンフレッド交響曲共々、何処かが良好な音質で復刻してくれないかなぁ(チラチラとメロディアに視線を送りながら)。ついでに同じガウクのチャイコフスキー交響曲録音として、悲愴とポーランドもつけてくれると尚由。
・・・と思ってたら、Brilliantがガウク箱第二弾を発表。それにマンフレッド交響曲が含まれてた!!!!!!!!!!!!1111!!11
音質改善に期待して全裸で待機します!!!!!!111!1
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武蔵国に生息するキモオタが、ダラダラと書き連ねる落書き帳ブログです。
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