ここに書く事が無いんだけど、それは大丈夫なんですかね?

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オスカー・フリートの幻想交響曲

ハッピーマンデーを廃止したのは絶対に許さない。

ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14
オスカー・フリート
ソヴィエト国立交響楽団
Rec:1937年
Serenade SEDR-5000
今回の録音はマーラーの直弟子の一人、オスカー・フリート。
フリートは37年を境に体調を崩し、演奏活動をしないまま、1941年に謎めいた死を迎えているので、これが最後の録音となっています。1937年のフリートは演奏記録においても、この録音以外に無かったりするので体調が悪い中、強行した白鳥の歌なのかも知れません。(Serenade盤には同時期に悲愴も録音されたと書いてありましたがレコード化されたんでしょうか?)
さて、演奏はロマンティカー典型という風な過剰なテンポの揺らしや溜めが頻出しますが、ゾンビでももう少しシャンとしているぞというぐらい重苦しい冒頭の音からして、「夢と情熱」どころか、「自殺願望」という副題をつけたくなるような息苦しさ。
2楽章の舞踏会も影のある表情で、素直なワルツにはなっていません。その調子で終始、血みどろな暗黒演奏を繰り広げますが、やはり後半2楽章への入れ込みっぷりは半端ではありません。自らの意思に反して断頭台に連れて行かれる恐怖。
そして迎える破滅的な鐘の音。ピアノを重ねているものの、鐘自体の音程が軽く狂っているのがわけわからない恐怖感を増長させます。ピリオドアプローチが増えてきた一方で、大時代的な幻想交響曲は希少種となりつつありますが、その大時代的アプローチの源流を見る意味でもオススメです。

1930年代といいますと、録音技術的にはモノラル録音はほぼ完成していましたが、まだ演奏中に技師が手動でボリュームを調整しないとフォルテシモを捉えきれなかったりした時代です。今回のフリート盤はその調整の必要が無い(らしい)映画用の光学フィルムで録音されています。おかげで、極端な音量の変化は無くなったものの、その分、ダイナミクスも小さくなってしまっているのが残念なところ。

僕は今回、SerenadeとMonopoleの復刻で聴き比べましたが、針音が多い代わりに音に力があるSerenade盤、針音が少なく聴きやすい代わりに音が若干遠いMonopoleと一長一短です。そもそも、余白の収録曲が他の復刻で揃わなかったりするので、フリートファンは両方を買わなければならないぐらいですね(懐柔)。

併録曲も含めてフリートの録音のコンプリートを目指した僕のような人以外は、パブリックドメインになっているので復刻CDを探さずとも音楽ファイルとして聴く事が出来ます。聴いてみたい方はここからどうぞ。
ネットさえあれば、タダで怪演が味見できるなんて良い時代になったなぁ。
ご無沙汰しております。

Oskar Friedはマーラー第2の世界初録音者ということくらいしか知らず,録音も古いものばかりなのでスルーしていましたが,キモメンさんの記事で非常に興味をそそられましたので,youtubeで《幻想》を聴きながらこのコメントを書いてます。

《幻想》は巨匠らしいゆったりテンポの中に巧みな緩急があって面白い演奏ですね。1937年録音の割りに音質イマイチなのが残念。普通の電気録音をしておけばワルターの同時期のマーラー録音クラスの名盤になったはずですが。

> (Serenade盤には同時期に悲愴も録音されたと書いてありましたがレコード化されたんでしょうか?)

DanteやPreiserで復刻CDが出ているようです。
www.amazon.com/dp/B00000G2AI
www.amazon.com/dp/B00000C3R5

arkivmusicであればPreiser盤は在庫アリのようです。
www.arkivmusic.com/classical/album.jsp;jsessionid=03CFE8F583EFE82429752FAECD3D2E62?album_id=54948

《くるみ割り人形》はyoutubeにあったので聴いてみましたが,意外とあっさりすっきりのモダンな演奏で驚きました。
youtubeのSPには「Berlin State Opera Orch.」とあるのに,arkivmusicのデータでは「Royal Philharmonic Orchestra」となっているのはワケワカですが。

ちなみに,wikipediaによるとフリートが作曲した管弦楽のための《浄められた夜(Verklärte Nacht)》という作品があるとのことで,たまたま私が会員になっているNML低音質サイトでCapriccio盤を聴いてみました。
www.naxos.com/catalogue/item.asp?item_code=C5043
完全にワーグナー作品の亜流といった感じで,ワグネリアンの私には心地良い作風ですが,リバイバルはしないでしょうね。
《Die Auswanderer》は所々マーラーっぽくて「マーラーの直弟子」面目躍如といった感じです。

ということで,2時間ほど大変楽しく過ごさせて頂きました。
今後ともこういう「ためになる」記事をよろしくお願いします。m(_ _)m
[ 2012/03/19 23:00 ] [ 編集 ]
>名無しの笛の踊りさん
いつも見てくださってありがとうございます。

悲愴の録音ですが、私のほうでもPreiser盤は持っておりますが、こちらはRPOを振った録音なんです。
Serenade盤のライナーには、ソ連亡命後のフリートが幻想交響曲の録音と前後してソ連で悲愴も録音したような事が書いてあるので、
そちらはMelodiyaなり何処かから発売された事があるのかなと思ったのです。
私の言葉が足りず、お手数をおかけしてしまい申し訳ございません。

フリートの自作は気になっていたものの後回しにしてしまっていましたが
ワーグナー作品に近いとの事で俄然興味が沸いてきたので聴いてみようと思います。
情報ありがとうございました。
[ 2012/03/20 20:09 ] [ 編集 ]
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