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ピリオドの火の鳥

MarcoPoloの中国人作曲家シリーズを集めるという苦行

ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」(1910年全曲版)
フランソワ=グザヴィエ・ロト
レ・シエクル
Rec:2010年10月2~9日 ライヴ
Actes Sud ASM06
rothstravinsky.jpg
今回は古楽器+ノンビブラートの火の鳥を紹介します。
ノリントンによって古楽器の幻想交響曲が録音された時、当時の人々は「ついにベルリオーズにまでピリオドの波が来たか」と語ったと聞きます。
今回のストラヴィンスキー録音が発表された時、私も同じように「ついにストラヴィンスキーに(略」と思いましたが、よく考えたら火の鳥の初演は1910年であり、もう一世紀の月日が流れているわけですね。
これはホブズボームが言うところの短い20世紀がすっぽり収まるほどの年月です。この間には、二つの大戦があり、録音産業の隆盛があり、楽器の改良も進み、オーケストラの配置まで変わりました。奏法も代わり、年を追うごとにビブラートをかけるオーケストラも増えていったのでした。
つまり、今となってはストラヴィンスキーもホルストも「ピリオドアプローチ」されてもなんらおかしくないわけなんですね。(自己完結)

この録音の面白いところは、モダンオーケストラでは味わえない古楽器録音の醍醐味の中で、ストラヴィンスキーのオーケストレーションの妙技が楽しめる点にあります。
オンマイク気味の音録りの影響もあってか、曲の細部までが手に取るように聴き取れるのです。また、その情報量の多さが、ピリオドオーケストラの柔らかさを持った響きのおかげで、クドくなっておりません。
モダンオーケストラの迫力ある火の鳥も素晴らしいものがありますが、ロトの録音には他のものには無い良さが沢山詰まっています。
ストラヴィンスキーが苦手という人こそ、この録音を聴いてみるべきでしょう。

ライヴなのでロトが唸る声、オーディエンスノイズなどが聞こえますが、名演であることに変わりありません。
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