最近、チャイ5にまたまたハマり始めています。どんどんCDが増えていきます。>どうも、ヽ['A`]ノキモメンです。
今日は以前、
フランス管弦楽曲集の項で紹介したフェドトフが来日し、神奈川フィルに客演した時の録音です。
チャイコフスキー:交響曲第5番
ヴィクトル・フェドトフ
神奈川・フィルハーモニー管弦楽団
Rec:1999年9月1日 神奈川県民ホール ライヴ
Classical Records (CD番号無し)

フェドトフが神奈川フィルを振った来日公演が素晴らしかったので、フェドトフ自身がロシアのレーベルに依頼してCD化されたものがロシアで出回っている・・・と聞いて探して購入したCD。
日本のCDショップでは、何処を探しても見つからず、通販でも全滅状態だったのですが、製造元であるロシアの
Classical Recordsから直接輸入する事が出来ました。
このレーベルの他のCDと違い、このCDだけはカタログ番号が振られていません。CopyRightも「Classical Records」というレーベル名ではなく「Victor Fedotov,Polina Fedotova」と、指揮者とその娘になっています。
こういった点から推察するに、演奏者の意向によるCD化という話は間違ってなさそうです。
で、肝心の演奏なのですが、これまた (・∀・)イイ!
はっきり言って下手な部類のオーケストラのライヴ録音なのですが、技術面の瑕が気にならない程に叙情的な音を鳴らしています。
気品を感じさせる柔らい音で始まる第1楽章。そのままスマートに滑らかに楽章を終え、この段階では「思ったより健闘してるな」という程度の気持ちだったのですが、第2楽章に入り、しっとりとした弦と絶妙なホルンの響きを聴き、一気に背筋が伸ばされる思いがしました。素晴らしいホルンです。優しい寂しさを持って語りかけてくるような郷愁があります。こんなホルン吹きが日本にいたとは!と自分の了見の狭さに恥じ入る限りです。
このホルンを吹いているのは
神奈川フィルの公式ページを見る限り、主席の森雅彦氏でしょうか? とにかく素晴らしい音色です。チャイ5のファンならば、これだけでも買う価値はあるかと。
そして、曲は進み、2楽章の108小節目。弦楽器だけがピッツィカートを奏する部分です。ここは楽譜ではメッゾフォルテの指示なのですが、なんとフェドトフは極限まで落としたピアニッシモで鳴らしています。
思いっきり運命動機を吹かした直後のピアニッシモ。これで続くヴァイオリンのカンタービレへの急速な場面転換を強調し、112小節目からのオーボエの旋律が活きてくるのです。
142小節目以降のAndante mossoでは、今までの気品を一気に拭い捨て、思い切って高らかに歌い上げ、153小節に向けてどんどん加速し、153小節に入ったらまた更に思いっきり歌う!
誰もがやりそうでやってなかった超感情的アプローチ!この部分に関してはスヴェトラーノフの来日ライヴすら凌ぐカタルシスがあります。
隠れた名盤です。
オススメ度:90% もっと大々的に発売しても良いと思う録音。
- 2007/07/07(土) 14:31:50|
- 音楽とか
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神奈川県民ホール神奈川県民ホール(かながわけんみん - )は神奈川県横浜市中区 (横浜市)|中区山下町にあるコンサートホールである。神奈川芸術文化財団が運営を行っている。1975年に開館し、NHKホールをモデルにした大ホールと小ホール、ギャラリーがある。大ホールは、オ
- 2007/07/27(金) 10:37:11 |
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